06/01/2026
謹んで新年の御挨拶申し上げます。
(Instagramで1日にアップしたと思っていたら、Facebookに連携できていませんでした。ご挨拶遅くなり失礼しました)
昨年は万博イヤーとでも申しましょうか。大阪で以前に行われた昭和45年の万博に負けない素晴らしい博覧会であったとお聞きしています。私は忙しい年となり一年間駆け回っていて、残念ながら万博見学は出来なかったのですが、地域の皆様と共に思い出に残る一年となれたので、心より良かったなぁと染み入るように感じています。
大阪万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」、サブテーマは「いのちを救う」「いのちに力を与える」「いのちをつなぐ」であり、公式キャラクターのミャクミャクも細胞をコンセプトにした命の繋がりや連なりをイメージしていたものでした。当時の総理からも歴史・伝統・文化・世界との繋がりを脈々と引き継ぐという意味が込められているとの説明があったようです。
命とは何かを考えたとき思い浮かぶのは繋がりであり、生命活動は様々な要素が繋がることで可能となります。人間の体を眺めてみれば目や口・手足は心臓や臓器が脈打つことで動かすことができます。頭の骨の中では脳が詰まっていて、臓器から血やエネルギーが送られて脳は活動します。逆に、脳は眼耳鼻舌や触感からの情報をもとに物事を認識・分析して、エネルギーとなるものか判断し取り入れて体のエネルギーとしています。この体一つ想うだけでも命の繋がりを強く感じれるのではないでしょうか。
仏の教えに一切皆縁という言葉があり、この世のすべての命は「縁」によって成り立っていることを表しています。仏教における「縁」は自分の力だけで存在しているものはひとつもないことを意味し、私という命が存在できているのも空気・水・太陽・動物・植物・家族・社会など更に細かく見たら数えきれないほどの無限に近い恩恵をいただいているからです。
命とは支えあいの中でこそ成り立つものです。さらには、過去から照らして見ると歴史・伝統・文化・世界との繋がりを脈々と引き継いでいるからこそ、私たちの命や生活は成り立っています。正に一切皆縁を形にしたような「いのち」をテーマにした大阪万博は、私たちに多くの学びをくださるご縁になった意義深いものでした。
古来より日本では日々の中で神棚・仏壇に頭を下げ手を合わし、年回忌では先祖を敬うなど命そのものを想うこと、あらゆるご縁に感謝を思うときが生活の中にあります。はるか昔から繋がってきた文化の中で、これからも命への感謝を常々に感じられるよう私は努めていきたいです。
本年、皆様のご健勝とご先祖様の安らかなることを祈り申し上げ新年の挨拶といたします。本年も宜しくお願いします。合掌