04/03/2025
いよいよ二週間後に迫った「第46回 能にしたしむ会」。
当日までに観能のアシストとなるような記事をいくつかお届けします。
今回のメインはもちろん『邯鄲』と『猩々乱』ですが、当会は能のみならず、狂言の曲や配役にも重きを置いています。
今回は能の曲が図らずも「唐物(中国を題材とした曲)」となったため、狂言も仕舞も全て「唐物」で統一しました。
そんなわけで今回野村萬斎氏にお願いしたのが『茶子味梅(ちゃさんばい)』。意外と狂言には唐物が少なく、三曲しかないのだそうです。そのうちの一つである『茶子味梅』は和泉流にしかない稀曲で、京都で観られることは滅多にございません。
「唐音(とういん)」と言って、いわゆるデタラメ中国語が使われるわけですが、一応決まっている言葉とはいえ、役者の特色が色濃く出るのです。萬斎氏の渾身の芝居に是非ご期待ください。
しかしどう考えても“ちゃさんばい”とは読めないですよね...。
シテ/野村万作
撮影/政川慎治