加川広重巨大絵画が繋ぐ東北と神戸プロジェクト

加川広重巨大絵画が繋ぐ東北と神戸プロジェクト 「加川広重巨大絵画が繋ぐ東北と神戸プロジェクト」公式facebookページ
2015年1月10日(土)~18日(日)@デザイン・クリエイティブセンター神戸で開催

 加川広重の巨大絵画は、東日本大震災からインスピレーションを得て描かれた、類例のない大きな作品(5.4m×16.4m)である。この作品の原点は、宮城生まれの加川自身の震災との出会いであり、そこからしか生み出しえない根源的な力がある。あらゆる人に、震災がもたらしたものを、時間と場所を越えて一瞬にフラッシュバックさせる強度がある。
 「加川広重 巨大絵画が繋ぐ東北と神戸」は、東北の文化復興を支援する市民活動をきっかけとして誕生した。東日本大震災は神戸の市民を再び目覚めさせ、市民からの寄付を東北の文化復興に直接活用できる仕組みが作られた。その活動をリードした島田誠は、せんだいメディアテークで加川広重の一作目「雪に包まれる被災地」と出会い、強い衝撃を受けた。
 市民イニシアティブの情熱によって2013 年 3 月、デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)において、「雪に包まれる被災地」の

展示が実現した。本プロジェクトの目的は、産業遺産を文化的に転用したKIITOの場所性と「雪に包まれる被災地」のメッセージ性を生かして、社会性の高い総合芸術を生み出すことにあった。そこで音楽、詩、舞踊、映像、討論など、多彩なパフォーマンスを実施した。第 2 回目となる 2014 年 1 月には、本プロジェクトはさらに拡大した。一作目の「雪に包まれる被災地」と二作目の「南三陸の黄金」を同時に展示し、多彩なパフォーマンスを交響させる総合芸術に挑戦した。
 過去2回のプロジェクトから、以下のようなミッションが広く認識された。加川広重の巨大絵画と出会うことで、まずは震災を体験した人々が当時の記憶を鮮明に呼び起こし、それを次世代へと橋渡ししてゆくこと。そして、より多くの人々が、今、被災地で困難な状況にある人たちへの思いを真剣に共有できる場をつくってゆくことである。アートの力は、震災が忘れ去られてゆくことを食い止め、たんなる芸術作品の鑑賞から行動へと駆り立てるだろう。今、あなたは何を為すべきなのかを問いかけ、困難な状況にコミットする勇気を与えるだろう。
 そこで、阪神淡路大震災から 20 年を迎える 2015 年1月17日を中心に、本プロジェクトの三回目として、巨大絵画の三作目「フクシマ」 を展示し、総合芸術の多様な実験を通して、次世代の社会を共創する場としたい。とりわけ福島第一原発が露にした現実は、福島県民だけでなく、人類にとって容易に解決できない世界史的な課題である。今回は「建築家が震災とどう向き合ってきたか」に一つの焦点を当てながら「フクシマ」をテーマとした様々な造形作品、パフォーマンス、映像、トークなどを通じ、3.11以後の世界観を掘り下げて議論し、日本と世界へ発信したい。

住所

小野浜町 1-4 デザイン・クリエイティブセンター神戸
Kobe-shi, Hyogo
〒651-0082

電話番号

078-262-8058

ウェブサイト

アラート

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