01/09/2026
令和8年熊本地震から1か月。
そして今日、9月1日は「防災の日」です。
7月28日に発生した令和8年熊本地震から、1か月が経ちました。
まずは、このたびの地震で被災された皆様、そして今なお不安の中で日々を過ごされている皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
10年前の熊本地震から、多くの方々に支えていただきながら、一歩ずつ復興への歩みを続けてきた熊本。
その熊本で再び尊い命が失われ、多くの方が避難生活を余儀なくされ、それまで当たり前だった日常が一瞬にして変わってしまったことに、今も深く心を痛めています。
私自身も今回、大切な友人が被災し、苦しい状況に置かれている姿を目の当たりにしました。
この1か月、何を、どのタイミングで発信すべきなのか迷いもありました。
また、地震発生直後から通常とは異なる対応が続き、まずは目の前で困っている方々への対応を優先したいという想いから、SNSでの発信を控えておりました。
そして1か月が経った今。
刻一刻と変わる現状と地域の皆様の声に向き合う中で、今日「防災の日」に、改めて私たちの想いをお伝えしたいと思います。
地震発生直後から、
「熊本は大丈夫ですか?」
「皆さんは無事ですか?」
「何か私たちにできることはありますか?」
日本全国、そして海外から、本当にたくさんの温かいメッセージとご支援をいただきました。
一つひとつの言葉に、どれほど励まされ、勇気をいただいたか分かりません。
中でも、台湾の皆様。
10年前も、そして今回も。
熊本が苦しいとき、いつも海の向こうから熊本を想い、手を差し伸べてくださることに、言葉では言い尽くせないほど感謝しています。
そして、ヤォちゃん。
Yao LoveJesus
台湾から熊本の被災地まで来て、炊き出しをしてくれて本当にありがとう。
届けてくれたのは、温かい食事だけではありません。
たくさんの元気と優しさ、そして海を越えた「熊本を想う気持ち」でした。
謝謝台灣。🇹🇼🤝🇯🇵
熊本を想ってくださる台湾の皆様、本当にありがとうございます。
この1か月、私たちも、
「今、私たちに何ができるだろう」
と考えながら動いてきました。
外国人住民や技能実習生、そのご家族などから、
「避難所はどこですか?」
「どこで水をもらえますか?」
「この日本語はどういう意味ですか?」
といった声も寄せられました。
災害時、日本語が十分に分からないというだけで、不安はさらに大きくなります。
だからこそ、必要な情報を、必要としている方へ、できる限りその方に伝わる言葉で届ける。
その中で、改めて大切にしていきたいことに気づかされました。
言葉を通して、人と人をつなぎ、
その先に「安心」を届けること。
これからも、私たちが大切にしていきたい想いです。
そして今日、9月1日は「防災の日」。
災害を完全に防ぐことはできなくても、
備えることはできる。
知ることはできる。
伝えることはできる。
そして、支え合うことはできる。
私たちのすぐそばにも、「助けて」と言いたくても言えない誰かがいるかもしれません。
外国人の方、高齢者の方、障がいのある方、小さなお子さんを抱えるご家庭、一人暮らしの方……。
ほんの少し周りを見渡すこと。
「大丈夫ですか?」と声を掛けること。
必要な情報を誰かにつなぐこと。
そんな小さな行動も、大切な防災の一つなのだと思います。
そして今日、想いを寄せたいのは熊本だけではありません。
今この瞬間も、世界のどこかで、さまざまな災害によって大切な日常を失い、苦しい状況の中で懸命に過ごしている方々がいます。
今回、熊本が苦しいとき、日本全国、台湾、そして世界の皆様が、国境を越えて手を差し伸べてくださいました。
だからこそ、いつか世界のどこかで誰かが苦しいときには、
今回私たちがいただいた優しさを、今度は私たちから届けられる人でありたい。
そう思います。
優しさは、国境を越える。
支え合う気持ちは、言葉を越える。
この1か月、皆様からいただいたたくさんの温かさが、そのことを教えてくれました。
そして今、熊本は少しずつ前へ進んでいます。
営業を続けているお店があります。
笑顔でお客様を迎えている宿があります。
美味しい食べ物があります。
温泉があります。
変わらず美しい景色があります。
そして何より、
「熊本へようこそ」
と皆様を笑顔で迎えたい人たちが、たくさんいます。
もし状況が許すのであれば、ぜひこれからも熊本へ遊びに来てください。
旅をすること。
美味しいものを食べること。
地域のお店を訪れること。
大切な人と笑い合うこと。
そんな何気ない日常の一つひとつも、熊本を支える大きな力になります。
この1か月、熊本へ届けてくださったたくさんの優しさに、心から感謝いたします。
本当に、本当にありがとうございます。
私たちもこれから、
「言葉を通して、人と人をつなぎ、その先に『安心』を届けること。」
この想いを大切に、今できることを一つずつ積み重ねていきたいと思います。
被災された皆様に、一日も早く穏やかな日常と笑顔が戻りますように。
そして、世界各地で災害によって苦しい日々を過ごされている皆様にも、一日も早く平穏な日々が戻りますように。
焦らず、一歩ずつ。
いただいた優しさを、また次の誰かへ。
熊本は、これからも前を向いて歩んでいきます。
謝謝台灣。
そして、熊本を想ってくださる世界中の皆様へ。
心から、ありがとう。