24/01/2025
今年は読書の年にしよう!
ということで、旅茶的オススメのご紹介。
本日はこちらです。
『路地裏の大英帝国』
路地裏好き、イギリス好きには大変ぐっとくるタイトルです。
18~19世紀のイギリスにおける都市文化・家庭観・食事・病気・召使い・レジャー・パブなどの日常生活の歴史を紹介しています。
いわゆる歴史の教科書とは異なり、そこが知りたかった!という項目を詳細にかつデータに基づき知ることができます。
生活スタイルとしての主婦のありかたの変遷や、市民の家計、家事使用人の中でのランク付け、レジャーと鉄道、さらにはパブとの関係など、とても興味深く読みました。パブは機能により、イン、タヴァーン、エールハウス、ジン・ショップ、ビール・ハウスと分かれたいたそうですが、ファンタジーや冒険物語で情報交換したり食事をとったり、宿泊までしているあの場所は、「イン」だったのですね。物語の世界がぐっと身近になるような、不思議な感覚を覚えました。
写真①:Vauxhall Gardens(ヴォクソール公園)
Samuel Wale, Public domain, via Wikimedia Commons
1751年ごろのヴォクソール公園。散歩、恋愛、食事、飲酒、音楽鑑賞、絵画鑑賞、彫像の鑑賞などさまざまな娯楽を提供したプレジャー・ガーデンと呼ばれた場所。
写真②:Marriage A-la-Mode(当世風結婚)
William Hogarth, Public domain, via Wikimedia Commons
当時の世相を風刺した連作絵画などで有名なウィリアム・ホガースによって描かれた6枚の連作絵画の一つ。落ちぶれた名家の息子と裕福な商人の娘の政略結婚の第1場面「婚約」。
写真③:The book of household management(家政読本)
See page for author, CC BY 4.0 , via Wikimedia Commons
作家であり料理著作家であるイサベラ・ビートン夫人によるヴィクトリア朝時代の家庭運営の手引書。レシピのほとんどはカラー図解付きであり、現在のレシピ本のはじまりと言われているそうです。