ひろしま国際建築祭/Hiroshima Architecture Exhibition

ひろしま国際建築祭/Hiroshima Architecture Exhibition 〈ひろしま国際建築祭〉は、“建築”で未来の街をつくり、こどもの感性を磨き、地域を活性化させ、地域の“名建築”を未来に残すことをミッションとして掲げ、3年に一度、広島県内で開催する建築文化の祭典です。

26/05/2026

【お知らせ】『ひろしま国際建築祭2025』開催報告書を公開しました!

「つなぐ——「建築」で感じる、私たちの “新しい未来” Architecture:A New Stance for Tomorrow」をテーマに、昨年初めて開催された『ひろしま国際建築祭2025』。

建築文化や地域の魅力に触れながら、人々が考え、交わる場が、福山・尾道を中心に広島・瀬戸内で生まれました。

初めての開催にも関わらず、期間中は延べ約21万人という多くのみなさまに足を運んでいただきました。
地域のみなさま、建築家・出展者のみなさま、関係者のみなさま、そしてご来場くださったすべてのみなさまに、あらためて心より感謝申し上げます。

動画は建築祭開催前の記者会見映像です。建築を通して、地域や未来について考える場を、この広島・瀬戸内にどう育んでいけるのか。
建築祭のはじまりを振り返るとともに、次回2028年、そしてその先へ続く取り組みに向けて、準備を進めていきます。

建築文化や地域の価値を、次の未来へつないでいくために。
最初の記録として、展示やトーク、ワークショップ、会場の風景、来場者の声などをまとめた開催報告書を、公式サイトに掲載しています。
ぜひご覧ください。

次回は2028年秋の開催を予定しています!

▼開催報告書はこちら
https://hiroshima-architecture-exhibition.jp/news/20260522/

【建築紹介|三原市芸術文化センター ポポロ】広島県三原市は、戦国時代・小早川隆景が築いた「浮城」とも称される三原城の城下町、そして古くから瀬戸内海の交通の要衝として港町としても栄えてきました。その中心市街地にほど近い都市公園のなかに建つのが...
18/05/2026

【建築紹介|三原市芸術文化センター ポポロ】広島県三原市は、戦国時代・小早川隆景が築いた「浮城」とも称される三原城の城下町、そして古くから瀬戸内海の交通の要衝として港町としても栄えてきました。

その中心市街地にほど近い都市公園のなかに建つのが、「三原市芸術文化センター ポポロ」です。

設計は、建築家・槇文彦。

槇が長年探究してきた「グループ・フォーム(群造形)」。
単体の建築を強く際立たせるのではなく、複数の建築や空間、地形、人の流れなどの関係性によって、全体として都市や風景をつくり出していくという考え方です。

この建築でも、単体の文化施設として閉じるのではなく、ホワイエ、中庭、デッキテラス、芝生広場、公園までを含めてひとつの環境として計画され、ホールやフライタワー、練習室など建物が持つ機能に応じた異なるフォルムが緩やかに連なりながら、全体をかたちづくっています。

全面ガラス張りのホワイエには、木々の揺らぎや光、公園を行き交う人々の気配、ガラス越しに交差する視線が静かに取り込まれていきます。

特徴的なかたちのドームは、内部の音響空間をそのまま外へ表したもの。
幾何学的な連続曲面をもつステンレスの外装は、時間や天候によって表情を変えながら、緑のなかにおおらかに立ち現れます。

一方で内部には、木の質感を活かした柔らかな空間が広がり、ホールへと導く壁面や天井には、やわらかな色彩や親しみのある造形が用いられています。

隣接する宮浦公園には、かつて三原城の石垣として使われていた、石工の印の入った花崗岩が残され、この土地の歴史の痕跡が、今も静かに息づいていました。

文化センターが「特別な日のための場所」にとどまらず、豊かな開放感とともに日常へと開かれた“居場所”として、さまざまな世代の人々が憩う風景を生み出しています。

Photo by .jp

#ひろしま国際建築祭 #瀬戸内建築 #建築巡礼

【建築紹介|広島ピースセンター】 1955年に開館した、広島平和記念資料館および平和記念公園。 広島市の中心、多くの川に囲まれて発展したこのまちの風景のなか、旧太田川(本川)が元安川と分かれ、三角州を形づくるその最上流部に広がっています。 ...
01/05/2026

【建築紹介|広島ピースセンター】

1955年に開館した、広島平和記念資料館および平和記念公園。

広島市の中心、多くの川に囲まれて発展したこのまちの風景のなか、旧太田川(本川)が元安川と分かれ、三角州を形づくるその最上流部に広がっています。

被爆前、市内有数の繁華街として「中島地区」と呼ばれたこの一帯には、数千人が暮らし、人々の暮らしが確かに存在していました。

その記憶の上に、原爆の惨状を伝え、平和を祈る場として、広島ピースセンターがあります。

設計は、建築家・丹下健三。

木目があしらわれた有機的な柱によって、しなやかに力強く持ち上げられた資料館。

その足元にはピロティ空間が広がり、生み出された余白によって、「公園」と「まち」は緩やかに繋がれています。

丹下は当時の広島市長に対し、記念碑ではなくコミュニティ・センターを設けるべきだと力説していたとされます。 ピースセンターは、人びとが集い、平和への意志を結び直していくための場として構想されたものでした。

軸線の先には原爆ドーム、そして、いま人びとが憩うまちの風景へと閉ざされることなく続いていきます。

あの日を生き抜き、この地に息づく木々に見守られながら、 それぞれの祈りが静かに重なっていきます。                           

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【平和大橋の欄干/西平和大橋の欄干】

ピースセンターへと至るには、必ず橋を渡ります。

そのなかに、彫刻家・イサム・ノグチが欄干のデザインを担った橋が二つ存在します。

平和大橋と西平和大橋、それぞれ「つくる」と「ゆく」と名付けられています。

それらは、再建へと向かう意志と、過去を見送る相反する時間を内に宿しながら、

ピースセンター同様に記念碑として強く主張することから遠く離れて、風土に寄り添い、日々の往来や人の営みの中に溶け込みながら、このまちで生きる人々へのメッセージを伝えつづけています。 
                            
#丹下健三建築 #ひろしま国際建築祭 #建築

【建築紹介|下瀬美術館】瀬戸内の島々を穏やかに望む、広島県最西端・大竹市の海辺に位置する下瀬美術館。建築を手がけたのは、建築家・坂茂。「アートの中でアートを観る」というコンセプトのもと、風景とともにある美術館がつくられました。水盤に浮かぶよ...
24/04/2026

【建築紹介|下瀬美術館】

瀬戸内の島々を穏やかに望む、広島県最西端・大竹市の海辺に位置する下瀬美術館。
建築を手がけたのは、建築家・坂茂。
「アートの中でアートを観る」というコンセプトのもと、
風景とともにある美術館がつくられました。

水盤に浮かぶように配置された、色とりどりの可動展示室。
瀬戸内の多島美に呼応するように並び、ひとつの風景をつくり出しています。

海岸線と平行に並ぶ建物は、外壁全体が「ミラーガラス・スクリーン」に包まれ、訪れた人の目に触れる山や海、島々、エミール・ガレの庭に生き生きと広がる植栽、そして岩や石といった足元の素材の表情までも取り込み、幾重にも風景を重ねていきます。

本美術館を含め、
「ナイン・ヴィジョンズ|日本から世界へ跳躍する9人の建築家」で紹介した建築家たちの作品は、
瀬戸内各地で実際に訪れることができます。

例えば——
・丹下健三|広島平和記念資料館、今治市公会堂
・槇文彦|三原市芸術文化センター「ポポロ」
・安藤忠雄|地中美術館・ベネッセハウス・ANDO MUSEUM(直島)
・妹島和世・西沢立衛[SANAA]|豊島美術館、犬島「家プロジェクト」
・伊東豊雄|伊東豊雄建築ミュージアム、大三島みんなの家(大三島)
・坂茂|下瀬美術館(広島・大竹)
・磯崎新|奈義町現代美術館(岡山)
・山本理顕|広島市西消防署(広島)

島々や沿岸の風景の中で、
世界的建築家の作品を実際に体験できるのも、瀬戸内ならではの魅力です。
ぜひこの連休、建築をきっかけに瀬戸内を巡る旅へ。

Photo
#ひろしま国際建築祭 #瀬戸内建築 #建築巡礼

【建築紹介|尾道市立美術館】   千光寺山の頂に広がる千光寺公園。いま、桜の季節を迎えた公園内に、尾道市立美術館があります。1980年に開館し、2003年に建築家・安藤忠雄 によって改修・増築された本美術館。 ひろしま国際建築祭2025の展...
06/04/2026

【建築紹介|尾道市立美術館】   
千光寺山の頂に広がる千光寺公園。
いま、桜の季節を迎えた公園内に、尾道市立美術館があります。
1980年に開館し、2003年に建築家・安藤忠雄 によって改修・増築された本美術館。 

ひろしま国際建築祭2025の展示
「ナイン・ヴィジョンズ|日本から世界へ跳躍する9人の建築家」
の会場にもなりました。

既存の建物を活かしながら、
ガラスに包まれた空間の中に、
コンクリートの展示室が差し込まれる構成。

実際に歩いてみると、
やわらかく光を通すガラスの外側と、
静けさに包まれたコンクリートの内側。
そのあいだを行き来する感覚が印象に残ります。

ふと外に目を向けると、
瓦屋根の既存建物が現れ、
新しい空間との対比が自然と立ち上がる。

新しさを強く主張するのではなく、
もともとあった建物や尾道の風景を
引き立てるように構成されています。

展示を見るだけでなく、
歩きながら素材や光の違いを感じ、
風景との関係に気づいていく。

建築を通して、尾道の風景をあらためて感じられる美術館です。 #建築 #安藤忠雄

【ひろしま国際建築祭2025オフィシャルブック制作中】 先日ご紹介した「ナイン・ヴィジョンズ|日本から世界へ跳躍する9人の建築家」のオフィシャルブック に続き、 2025年秋に開催された『ひろしま国際建築祭2025』全展示を記録したオフィシ...
05/03/2026

【ひろしま国際建築祭2025オフィシャルブック制作中】

先日ご紹介した「ナイン・ヴィジョンズ|日本から世界へ跳躍する9人の建築家」のオフィシャルブック に続き、

2025年秋に開催された『ひろしま国際建築祭2025』全展示を記録したオフィシャルブック
『Architecture: A New Stance for Tomorrow 「建築」で未来は切り拓けるのか?』
も現在、鋭意制作中です(発売は2026年初夏の予定)。

安藤忠雄、伊東豊雄、妹島和世+西沢立衛/SANAA、坂 茂、山本理顕など、世界を舞台に活躍する巨匠から、藤本壮介、石上純也をはじめとした未来を担う気鋭の建築家まで、建築祭の展示やそのコンセプトをあますことなくお伝えいたします。

また、伊東豊雄、藤本壮介、川島範久、秋吉浩気、高野ユリカなど、このオフィシャルブックのために行った特別インタビューも収録しています。こちらも完成まで、もう少しお待ちください。

刊行日時を決定次第、公式アカウントにてお知らせします。
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※⽇英併記 タイトル:Architecture: A New Stance for Tomorrow 「建築」で未来は切り拓けるのか?
仕様: B5変形判( 178x257mm)、 200 ⾴
価格: 3,500 円(税込)
ISBN: 978-4-7692-6001-1
発⾏: Echelle-1 合同会社

#ひろしま国際建築祭

制作進行中|ナイン・ヴィジョンズ展オフィシャルブック■『Nine Visions: Japanese Architects from Japan to the Worldなぜ日本の建築家は世界で高く評価されているのか』は 2026年4月下旬...
26/02/2026

制作進行中|ナイン・ヴィジョンズ展オフィシャルブック

■『Nine Visions: Japanese Architects from Japan to the Worldなぜ日本の建築家は世界で高く評価されているのか』
は 2026年4月下旬刊行予定 で制作を進めています。

本書は、『ひろしま国際建築祭2025』での展示「ナイン・ヴィジョンズ|日本から世界へ跳躍する9人の建築家」の
オフィシャルブックとして制作する一冊。建築界のノーベル賞といわれる「プリツカー建築賞」を国別でみると、
日本はアメリカと並び受賞者8組9名と、世界最多受賞国となっています。
その受賞日本人建築家の思想と実績を、国際的な視点からまとめています。

取り上げられているのは、丹下健三、槇文彦、安藤忠雄、妹島和世+西沢立衛(SANAA)、伊東豊雄、坂 茂、磯崎新、山本理顕の9名です。

本書のデザインは、本展アートディレクションを担当した榊原健祐(Iroha Design) 。
当初、表紙は黄色版での出版を予定していましたが、
現在では白を基調とした装丁も検討中。
今回は2案を特別にご紹介します。

一体、表紙はどの色になるのか!?
刊行まで、今しばらくお待ちください。
———————-
※書名:Nine Visions: Japanese Architects from Japan to the World なぜ⽇本の建築家は世界で⾼く評価されているのか。
仕様: B5変形判( 178x257mm)、 200 ⾴
発⾏予定: 2026 年 4 ⽉下旬予定
価格: 3,801円(税込)
言語:日本語・英語(併記)
ISBN: 978-4-7692-6002-8  
発⾏: Echelle-1 合同会社

#ひろしま国際建築祭
#ナインヴィジョンズ

.【Happy New Year 】<ひろしま国際建築祭>は、次回2028年開催まで、2026年、2027年もさまざまな活動を予定しております!    引き続き、温かく見守っていただけましたら幸いです。  本年も、どうぞよろしくお願い申し上...
31/12/2025

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【Happy New Year 】

<ひろしま国際建築祭>は、次回2028年開催まで、
2026年、2027年もさまざまな活動を予定しております!
  
  
引き続き、温かく見守っていただけましたら幸いです。
  
本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
  
  
  
#ひろしま国際建築祭

.【移動型キオスクー小さな建築プロジェクトのその後と未来】「ひろしま国際建築祭 2025」 多くの皆様にご来場いただき、幕を閉じました。展示されていた3つの「移動型キオスク」たちも、 それぞれの新しい居場所へと旅立っています。ONOMICH...
26/12/2025

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【移動型キオスクー小さな建築プロジェクトのその後と未来】

「ひろしま国際建築祭 2025」 多くの皆様にご来場いただき、幕を閉じました。

展示されていた3つの「移動型キオスク」たちも、 それぞれの新しい居場所へと旅立っています。

ONOMICHI U2横のオリーブ広場にあったキオスク「Catch」。

会期終了後は、中山英之とともに作り上げた株式会社モルテンの拠点で、 大切に活用されています。

役目を終えて壊されるのではなく、 日常の中に溶け込み、使い続けられる。

それこそが、このプロジェクトが目指す「建築のあり方」です。

そして、3年後の『ひろしま国際建築祭 2028』では、 このキオスクたちが再び集結し、私たちの前に姿を現します。 その時にはきっと、新しい仲間(キオスク)も増えているはず。

広島の街に、少しずつ、けれど確実に増えていく「小さな建築」たち。 次の3年後、どんな風景が広がっているのでしょうか。

#ひろしま国際建築祭 #建築祭 #中山英之 #モルテン

『ひろしま国際建築祭2025』は、58日間の会期中、20万人を超える方々にご覧いただきました。ご来場いただいた皆さまには心より感謝申し上げます。今回は建築祭に準備段階から関わってきた総合ディレクター、チーフキュレーターの二人から、この度の建...
12/12/2025

『ひろしま国際建築祭2025』は、58日間の会期中、
20万人を超える方々にご覧いただきました。
ご来場いただいた皆さまには心より感謝申し上げます。

今回は建築祭に準備段階から関わってきた
総合ディレクター、チーフキュレーターの二人から、
この度の建築祭の振り返りと、
3年後:第2回目の『ひろしま国際建築祭2028』の展望など
についてのメッセージをお伝えいたします。
  
  
【総合ディレクター・白井良邦からのメッセージ】
展⽰やインスタレーションを通じ、建築⽂化を発信するという⽇本初の新しいスタイルの⽂化イベント<ひろしま国際建築祭>を、お楽しみいただけましたでしょうか。
次回は3年後に開催予定ですが、閉幕と同時に2028年の開催に向け、既に企画が動き出しています。
  
3年後の第2回⽬には建築家・丹下健三の⾃邸「成城の家」の再現をはじめ、いくつかの新しい建築もお⽬⾒えする予定です。

今後も<ひろしま国際建築祭>にご期待ください。
  
  
【チーフキュレーター・前田尚武からのメッセージ】
<ひろしま国際建築祭>は、⽇本を代表する建築家から、次世代を担う世代まで、多様な思索と実践が響き合う場として⾛り抜けました。
訪れて頂いた多くの皆さまには、建築⽂化の奥深さと、その可能性の広がりを体感いただけたのではないでしょうか。
私たちは、この建築祭を地域と建築⽂化をつなぎ、未来のまちと暮らしを考える継続的な対話の場として育てていきます。

この地に息づく歴史と⾵景のなか、建築がいかに⼈々の暮らしを豊かにし得るのかーその問いを、これからも皆さまと共に深めてゆきたいと思います。
次回は3年後、2028年秋。新たな試みと共に、再びこの地でお会いできることを⼼より楽しみにしております。
  
  
  
#ひろしま国際建築祭 #建築

住所

広島県
広島県, Shimane

アラート

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