23/07/2016
「第17回ビッグスイムinトーヤ」は本年度新たに5000mの種目を追加し、岩手国体OWS代表選手選考レースとして開催されました。
当日は少し天候も心配されましたが、参加された選手の皆様、ボランティア及び役員、関係機関の皆様、住民の皆様、ご協賛いただきました企業様等多くの方々に支えられ無事大会を収める事ができました。
来年度以降もより良い大会運営を行えるようSTAFF一同取り組んでいきます!
【以下第17回ビッグスイムinトーヤレースレポート】
ここ洞爺湖の曙公園前の遠浅地形を利用して外で泳ぐ大会をはじめて17年。今年はさらに5000mの部門も作り、距離が400m(小学生のみ)、800m、1500m、3000m、5000mと選択肢も増えました。
400mにエントリーした小学生は6名。約200m先の折り返しブイを回って順調に泳ぐトップの選手。ゴールに先回りして待っていると、陸からの応援が少し変!?
「こっちじゃなくて、青いブイ!青いブイ!」
そう、ゴールは岸に上がってゴールなのですが、ゴール前の水上に一つ青いブイがあり、それを回ってゴールしなくてはなりませんが、一直線にゴールに向かって泳いできました。ほぼゴール手前で陸からの応援の声が聞こえ、急いで沖のブイまで泳ぎ戻らなくてはなりません。距離にして約40m、戻る間に2位の選手に抜かれて最後の直線はギリギリの競り合い!スリリングなレースでした。
次は長年やってきた800、1500mが同時スタート。同じ位置からスタートなので約60名がひしめき合いながら泳ぎだします。水深は自然地形なので場所次第で条件が変わります。また水中には藻があり泳ぎの邪魔もします。そしてなによりスタート直後の直線は選手密度も濃く、自分の技量にあわせてどこからどのタイミングで泳ぐかを考えながら泳ぐ楽しさがあります。
今年は時折小雨がぱらつく天候で、水温は19度とやや低めながら水面が例年よりも波立つことがないのでOWSのビギナーには泳ぎやすいコンディション。選手各自が定期的に自分がどこを泳いでいるかしっかり確認しながら泳ぐOWSの泳ぎを楽しんでもらうために、私たち水上班も選手同士の衝突やコースショートカット、沖に向けて大きくそれるなど、安全上必要最小限の声がけにとどめ、蛇行によるオーバースイミングがレース結果に反映されるように心がけました。
大会ラストは去年新設された3000mと今年初の5000m。こちらも同時スタートですが、スタート位置が異なるのでスタート直後の駆け引きは純粋に同種目の選手同士によるものでした。1周700mのブイを3000mは4周、5000mは7周しますが、選手各自に数えてもらいます。今回5000mの選手は水泳連盟から支給された白と赤のスイムキャップをかぶってもらったので一目でどちらの種目で泳いでいるかはわかります。何周かして3000mと5000mがミックスされても5000mの先頭集団はすごいスピードで泳ぎ続けています。ポジションによって体力的な疲れ方が大きく異なるので、まさに水面下でいろんな作戦が詰まった泳ぎあい。結果は最終周回の鐘がなったあともつづき、ゴールの直前までもつれるというとても見ごたえのあるレース展開でした。
2時間を超えたレース終盤、5000mには足切タイムが設定されていたのですが、残りの人数と運営時間と照らし合わせた結果、最後まで泳いでもらえる状況が確保できたので、今年は足切タイムを発動せずに全員にゴールを目指して泳ぎ続けてもらいました。寒くて途中で自らリスクマネジメントをしてリタイヤをした選手、途中で足がつったけど後1週だからリタイヤせずに最後まで泳ぐ選択をした選手、それぞれのすばらしい選択がとても印象的でした。